小型サイズでもなく大型サイズでもないミドルサイズは、一般的な小型業者では大きすぎて加工できず、大型加工を専門としている業者では小さすぎてコストが合わないという特有の事情があります。そこで弊社ではミドルサイズの製品を適正な価格で提供でき、かつ短納期に対応できる環境をつくるため、ミドルサイズに特化した設備を複数台稼働できる体制が必要と考え、中型機を中心とした設備投資や技術力を磨いております。
ミドルサイズ加工なら、弊社にぜひお任せください。
OUR STRENGTHS
近藤鉄工所の強み
小型サイズでも大型サイズでもない「ミドルサイズ」に特化しつつ
「短納期」「高品質」を実現する
工作機械、建設機械、鉄道車両、搬送装置などの各種部品、核融合実験施設の部品など、さまざまな産業の加工をしております。
小物から大物まで、また１点ものの複雑な加工品や中量産品まで、あらゆる機械加工において、お客様のニーズに創意工夫でお応えします。とくにミドルサイズの旋盤、マシニング、多面同時加工を実現する５軸旋盤、５軸マシニング、横マシニングを１つの工場に集約しているので、コストや納期、輸送費など製品管理の面でもお客様に大変ご好評いただいております。
加工材質は、一般鋼から特殊鋼、アルミやステンレス、真鍮はもちろん、他社では嫌われがちな製缶部品加工や鋳物の加工なども豊富なノウハウで、ご満足いただける製品をお届けいたします。
近藤鉄工所の強み
低コスト
Low cost
短納期
Quick delivery
受注から納品までの時間を短縮する方法の一つとして、近藤鉄工所では「ワンストップ対応」を実践しています。通常なら旋盤業者→マシニング業者というように、業者間をまたいで手配するところを、１つの業者で複数の工程全てを行い、完成品で納品する、という加工対応です。
業界を見渡せば、小型サイズではマシニング、旋盤、複合機を数台設備しワンストップ対応できる業者も多く見られます。しかしミドルサイズとなるとワンストップ対応可能な業者はごくわずかです。
ワンストップ対応のメリットは、業者間のやり取りを無くすことによる大幅なリードタイムの削減や、調達コストの軽減です。お客様にこのメリットを活用していただくため、弊社ではワンストップ対応を取り入れています。
高精度
High precision
ミドルサイズにおいて高精度を確保するためには小型製品とは異なる技術が求められます。公差域が同じ±0.01でも、製品が大きくなればその割合は小さくなり、反対に難易度は高くなるためです。
また、難易度が高くなる原因として、素材の保持方法によるもの、残留応力によるものなどがあり、製品の形状や素材により対処方法はさまざまです。弊社では要求される精度を満たすため、これらの問題に対し試行錯誤を繰り返し、お客様にご満足頂ける技術を積み重ねていっております。
お客様のニーズにお応えするために、こんな取り組みをしています。
４軸・５軸加工機を、旋盤・マシニングともに充実の複数台配備
マザック製integrexやvariaxisに代表される５軸複合NC旋盤、５軸マシニングセンター、横マシニングなどワンチャッキングで多面同時加工を行うことができる最新設備を複数台配備しています。
ワークサイズは小物から中物サイズまで、斜め加工を含む、複雑な形状の多面加工に対応いたします。
台数も充実しているため、単品加工から量産加工までご希望の納期で対応いたします。
同業者には珍しい、旋盤・マシニング・複合機の多数保有を実施
当社では旋盤、マシニング、ターニングセンタ、複合加工機をバランス良く導入しています。
このサイズでこれだけの数の設備を導入しているのは珍しいことなのですが、ラインナップを充実させることで旋盤、マシニング、多面加工が必要な加工を一貫して行うことが出来るようになりました。これによりコストの削減、納期の短縮面でお客様にご満足頂いております。
ひとりの職人が２～３台の加工を担当
一般的に製造業では１台の機械にひとりの職人がつきっきりで加工を担当するのですが、当社では”ある理由”によりひとりの職人が２～３台の機械の加工を担当する離れ業ができます。これにより、コストメリットや納期短縮の面でお客様にご評価頂いております。（気になる”ある理由”は次に続く項目をご覧ください！）
中量商品との抱き合わせによる生産システムの効率化
当社ではひとりの職人が２～３台の加工を担当するのですが、それぞれの職人が中量産品と多品種少量品を掛け持つことで、２台持ちないしは３台持ちを実現しています。つまり、中量産品は当社の一番の得意な数量なのです。
熟練職人である会長の技術力の高さと仕事に対する熱い想い
近藤鉄工所では、一人で数台の機械を掛け持つことを会長自身、また職人に課してきました。厳しいながらもそれに応えてきた当社の職人達は確実に技術が向上し、今では1人で2～3台の掛け持ちも当たり前に出来るほどに成長しました。そして三代目である現社長や工場長は、今も現役で若い職人に技術を教えています。これにより安定した品質と掛け持ちによる納期の短縮を実現しているのです。
機械の組み合わせによる効率化加工の実現
加工用機械は、本来であればその設備によって出来る加工が限られています。
しかし、当社ではいくつかの機械を組み合わせることで特殊な加工行い、一個の製品を仕上げています。例えば中量産品のリングに取り付け穴加工をする際、穴加工を複合旋盤でなくマシニングで複数個並べて加工したり、複数の設備を使って複雑な加工を行います。
仕事の見える化による作業の効率化
当社では、見積もりから受発注、出荷までを一貫して管理できる生産管理システムを導入しております。お客様ごとに資料を保存し、作業の見える化を実施しております。これにより、お客様ごとの進捗確認が把握しやすくなり、円滑な工期スケジュール調整が可能になっております。また、たくさんのお客様にご愛顧頂くことで、業種によってどうしても出てくる図面の違いなども熟知しているため、新規のお客様も安心してご依頼いただける環境を整えております。
ステンレスなど難削材の加工にもご対応できる体制づくり
難削材は、その特性を知らないと加工自体難しいため、機械を扱えるだけでは加工ができません。しかし、当社には難加工を可能にするため、加工方法を研究し、挑戦するマインドがあります。また、製缶品や鋳物の加工は独自のノウハウを必要とするため、一般的には敬遠されがちですが、安心してお任せ頂ける技術力の確保と体制を整えております。